こんにちは。 桐生市、みどり市、太田市、足利市からも通いやすいMM歯科・矯正歯科、 院長の真下です。
最近、当院では親知らずに悩む患者さんが多く来院します。
症状や部位は様々で、上下左右いろいろな親知らずを抜く機会があります。
それらの経験上、
「下と上の親知らず抜歯では上の方が簡単で痛みも出ない。」
ざっくりとはこのような印象があります。実際にそう患者さんにも説明していますし。
一般的にも上の親知らず抜歯は簡単という認識がわれわれ歯科医師の間でもあると思います。
実際、私も研修医の時に患者さんの上の親知らずを抜く機会がありましたが、思ったよりもすぐに抜けたことが印象的で、当時の自分としては「上の親知らず抜歯って意外と簡単じゃん」と感じた記憶があります。
よって多くの若手歯科医師は「俺は、上の親知らずなら簡単に抜けるぜ」と感じていることと思います。実際私もそうでしたし。
しかし、数をやればやるほど、意外と侮れない上の親知らず抜歯なのです。(私個人の見解ですが。)
簡単だと思ってのぞんでも骨と癒着してなかなか抜けない場合もありますし、特に根尖が折れてしまった場合などは、もともと視野が悪い部位なので、結構大変なことになります。
そんな風に手こずってしまった場合などは意外と腫れて痛みが出たりすることもあります。
また半分埋まっている場合などは切開が必要なのですが、抜けた後の縫合をする際は、視野が悪いためとても難しく苦戦することがあります。(あれは絶対、みんなも難しいと思うんですよね。笑)
そんないろいろな経験から上下にかかわらず、口腔内、レントゲンを見て、この親知らず抜歯は難しい、難しくないというのが判断できるようになったのが私の一つの強みなのかなと感じています。
よって当院では単純に上とか下とか、見えているから埋まっているからとかで判断するのではなく、レントゲンで精査して、きちんと診断し、説明した上で抜歯をするように心がけています。
意外と侮れない上の親知らず抜歯、、もし気になっている方いらっしゃいましたら、一人で悩まずMM歯科・矯正歯科へご相談ください。