MM歯科・矯正歯科

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コラム③ 歯科診療で活躍するスパイス

こんにちは。 桐生市、みどり市、太田市、足利市からも通いやすいMM歯科・矯正歯科 院長の真下です。

今回のコラムは歯科と関連のあるスパイスについてです。

ぜひご覧くださいませ。

スパイスには様々な薬効がある。お口に関わるスパイスも多く、口臭予防としてナツメグ、カルダモン、シナモンなどがある。

中でも私が一番好きなのはクローブだ。

クローブは蕾を乾燥させた茶褐色の釘のようなスパイスで、甘く濃厚な香りが特徴。薬効としては鎮痛作用がある。

「今治水」をご存じだろうか?薬局で売っている昔ながらの歯の痛み止めで、この薬を浸した綿を齲窩に詰めておけば痛みが楽になるという代物。

この薬の成分はチョウジ油といわれるクローブの成分が使われている。

また歯科材料でおなじみ「ネオダイン」の成分であるユージノールも、実はクローブに由来している。

我々は普段の診療でクローブの鎮痛作用を利用しているのだ。歯科診療で活躍するクローブは私にとってスター選手的なスパイスだ。

ちなみに自宅でスパイスカレーを作る際、ホールスパイス(粉ではなく固形のスパイスのこと)としてクローブを好んで使うのだが、お皿によそったカレーにクローブが入っていると妻がすごく不快感を出してくる。

ホールスパイスは人によってはそのまま食べることを嫌がる場合があるからだ。

だから大好きなクローブも悲しいことに我が家では少し肩身の狭い存在である。

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