老舗から学ぶスパイスカレー

新宿中村屋風チキンカレー
「新宿中村屋」をご存じでしょうか?「純印度式カリー」で有名な老舗レストランです。今ではその他の洋食メニューやお菓子など様々な商品を取り扱っている中村屋ですが、歴史をたどると間違いなく日本でインドカレーを広めた先駆者的お店です。少しカレーの歴史を話します。カレーはインド発祥のスパイス料理。17世紀、イギリスの植民地だったインドで、カレーに魅了されたイギリス人がスパイスを国に持ち帰り、「C&B」というオリジナルのカレー粉が誕生しました。そのカレー粉と小麦粉を使ったカレーがヨーロッパで大流行。その後、鎖国を説いた日本に西洋文化の一つとしてカレーが伝来し、明治初期に洋食として流通していきました。これが今でも人気の「欧風カレー」の由来です。我々の食卓に並ぶルウカレーもこれに由来しています。昭和初期、中村屋にお世話になっていたインド人のボースは、本当のカレーはこうではないと嘆き、小麦粉を使用ないインド式のサラッとしたカレーとして誕生させたのが「純印度式カリー」なのです。当時の中村屋のカレーは大変高価な物でしたが、空前の大人気メニューとなり、今に至るまで人気を不動のもとしています。
中村屋の当時のレシピは今でも受け継がれており、一部は公開されています。そんなレシピをアレンジした物が今回のレシピです。オリジナルレシピのポイントは、骨付き鶏肉を使用する、独自のカレー粉を2種類ブレンドして使用するというところです。今回は、手羽元を使用し、スパイスと既製のカレー粉をブレンドしてアレンジしています。カレーの歴史を知り、カレーを作る!さらにカレーへの愛が深まる一品ではないでしょうか。お試しあれ!

令和4年11月 MM歯科・矯正歯科
院長 真下貴之

【材料】4人前

手羽元 ・・・・・ 6本程度(骨付きが必須!)
じゃがいも ・・・・・ 大1個(一口大に切る)
バター ・・・・・ 10g

ホールスパイス

・クミンシード ・・・・・ 小1
・シナモン ・・・・・ 1片

玉ねぎ(みじん切り) ・・・・・ 1個
にんにく(すりおろし) ・・・・・ 1片
しょうが(すりおろし) ・・・・・ 1片
にんじん(すりおろし) ・・・・・ 1/2本
ヨーグルト ・・・・・ 50g(カレースプーン3杯程度)

パウダースパイス

・コリアンダー ・・・・・ 大1
・クミン ・・・・・ 小1
・カルダモン ・・・・・ 小1
・ターメリック ・・・・・ 小1/2
・レッドチリ ・・・・・ 小1/2
・カレー粉 ・・・・・ 大1(カレー粉を使うところが今回のポイント)

塩 ・・・・・ 小1弱
お湯 ・・・・・ 300ml
鶏ガラ顆粒 ・・・・・ 小2
ガラムマサラ ・・・・・ 小1

【作り方】

1
別鍋にバター(分量外)を溶かし、じゃがいもの表面に焼き色を入れる
(表面を焼いておくことで煮込んだときに崩れにくくなる)

2
バターを入れたカレー鍋にホールスパイスを入れて弱火で香りを立つまで炒める
(バターが焦げないように気をつけましょう)

3
玉ねぎと適量の塩(分量外)を入れて濃い飴色になるまで炒める
(水分を飛ばすイメージで、焦がさないように注意してしっかり炒める。)

4
にんにく、しょうが、にんじん、ヨーグルトを加えてさらに水分が飛ぶまで炒める
(ここまでの過程で完全に水分をとばずことが非常に大事)

5
弱火にして鍋の温度を下げ、パウダースパイス、カレー粉、塩を加えて1分程度炒める
(ここで火が強すぎるとスパイスの香りが飛んでしまう)

6
中火にして手羽元を加え色づくまで炒める

7
お湯と鶏ガラ顆粒、じゃがいもを加えて弱火で30分程煮込む

8
最後にガラムマサラを加え一煮立ちし、必要なら塩で味を調えて完成!

MM歯科・矯正歯科